• 2024年4月23日 4:02 AM

環境エピジェネティクス 研究所

Laboratory of Environmental Epigenetics

クマムシについて 

クマムシとは?

 主に苔類などの植物や枯葉の下などの土壌、淡水、海水にも生息。体長は1-0.01㎜。
 緩歩動物(tardigrada) という独立した動物門に分類され、大きく真クマムシ綱と異クマムシ綱に分けられます。

 ここでは主に真クマムシ綱のオニクマムシに近いものについていろいろ見ています。
 

 特徴としては、
 1.単為生殖:基本的には雌のみで1-8齢まで脱皮しながら成長していきます。4齢以上で脱皮中に産卵します。
、      (オニクマムシなどとは異なる種類のものでは雌雄あって交尾して産卵するものもあります。)
 2.肉食:オニクマムシの仲間は肉食で主にワムシ、センチュウなどに食いつき、私の観察では、食いついて、
      主にその体液を吸って栄養を取っています。また、幼齢や適当な獲物がないときは細菌などを食用と
      しているようです。オニクマムシの仲間以外はで多くは肉食ではなく、苔・藻類や菌類を食用としているようです。

 3.乾眠:体表が乾燥してくると樽(タン)と呼ばれる形になり、高温低温(-273℃~100℃)高圧(水深1万メートル相当の数十倍)
      宇宙空間の高線量の紫外線にも耐性がある。乾眠状態からは水分を与えてやると数分で動き出すようになる。

 4.不明なことが多い:現在報告されているクマムシの仲間は世界で約1000種類、日本ではその1割くらいらしい。
            研究者が少なく、おそらくまだはっきりと鑑定されていないものがその何倍もいて、更にその生態については
            数種類にしかわかっていない。すなわち、だれでもその辺の苔や土壌から新種を見つけることは可能だという
            ことになります。

最近私が見つけたものは もしかしたら新種という形をしていました https://youtu.be/AdSGAbjF9Wg