私の研究の旅：GeneticsからEpigeneticsへ

2024年7月27日 7:11 PM

Laboratory of Environmental Epigenetics

私の研究の旅：GeneticsからEpigeneticsへ　　　　　　澁谷　徹

エピジェネティクスとは？

遺伝子が突然変異による構造的な変化を伴わないで、DNA塩基
シトシンのメチル化，ヒストンのメチル化やアセチル化などの修飾,さらに非標的RNAなどの相互作用によって、クロマチンの構造的な変化が生じ、遺伝子発現が修飾される現象

これは、細胞・組織特異的な遺伝子のたんぱく質合成量が時間系列で変化し,個体の発生現象や成体生命機能を保持する「正常な生命現象」である
　　発生遺伝学者　Waddington （１９４２）によって提唱された

これらの修飾は、体細胞と生殖細胞において,細胞分裂および減数分裂を経ても安定に保たれる.
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　さまざまな環境条件（外因性のさまざまな化学物質・食物・養育条件など）によって”遺伝子Genome”の発現が撹乱される現象を
　“Environmental Epigenetics”　「環境ゲノム発現撹乱」　という.

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